★保護者に覚えてもらいたいポイント
『6歳での歯科的注意点』
① 生え変わりが始まる!
②六歳臼歯を大切にする!
③永久歯の異常が見つかってくる!
◆生え変わりが始まる◆
6歳頃になると、永久歯が生え始めます。
最初に、下顎の前歯から、乳歯が抜けて、永久歯が生えてきます。
次に、乳歯の奥歯のさらに後方から、[六歳臼歯]が追加的に新たに生えてきます。
その後、上顎の前歯が生え変わり始めます。
◆六歳臼歯を大切にする◆
六歳臼歯は、大きくしっかりした永久歯ではありますが、生えたばかりは未熟で虫歯になりやすい歯です。
この歯は、咬み合わせに大きく影響してくる大事な歯です。
六歳臼歯をとにかく大切にすることが、学童期における歯科的な大きな目標になってきます。
◆永久歯の異常が見つかってくる◆
永久歯における異常がこの頃になると見つかってきます。
前歯や六歳臼歯が生えてこない/生えにくい、あるいは生えてきたが適切な位置ではないということが起きてきます。
色、形、大きさなどが正常でない永久歯が生えてくることもあります。
「小児歯科」 は、成長発達期にある子どもの歯および顎口腔を管理し、育成を助けるための歯科医療です。